「デトックス」はもはや一般的になった言葉ですが、いざデトックスとは?やり方は?効果は?と聞かれると、なかなか答えが出てきません。
今回も前回に引き続き、デトックスとはどういった意味で、どんな効果があるのか、その方法や効果的な食べ物・飲み物などについてまとめました。体の中からキレイになりたい方は要チェックです。
デトックススープにおすすめの野菜は?
実際にデトックススープに入れ込むものとしておすすめの野菜は、何なのでしょうか? おすすめの食材をいくつかご紹介致します。農薬自体が毒素として体内に溜まってしまうので、食材を選ぶ際も出来るだけオーガニックのものを選ぶのがポイントです。
■キャベツ
キャベツは食物繊維が豊富に含まれており、整腸作用などに効果を発揮してくれます。また92%が水分であるため、カロリーが低く抑えられるのもうれしいポイントですね。
調理するとグッと食べやすくなるため、スープにすることでたくさんの量を摂取でき、満足感が高いのもメリットです。
■玉ねぎ
デトックススープをつくる際にぜひ入れてほしい食材が「玉ねぎ」。キャベツと同じく食物繊維が豊富であるほか、玉ねぎに含まれるケルセチンという成分が内臓脂肪の燃焼を助け、体外に排出する働きがあるのです。
あらゆる料理に使える玉ねぎは、デトックスの観点からも常に冷蔵庫にストックしておきたい食材です。
■ニンジン
ニンジンに含まれるβカロチンは抗酸化作用が高いため、お肌の新陳代謝を高め、肌あれを防いでくれたり、アンチエイジングを助けてくれたりする効果があります。
また、カリウムを含むため、余分な水分や塩分を排出してくれる作用があり、むくみの解消にも効果的です。
■セロリ
セロリにも食物繊維やカリウムが多く含まれるため、整腸やむくみ解消にぴったりです。
また、シャキシャキとした食感があることで満腹感アップにも一役買ってくれます。デトックススープをつくる際には、ちょっと食感を残す程度に煮込むと良いです。
■トマト
トマトに含まれる成分として有名なのがリコピン。リコピンには抗酸化作用があり、ニンジンと同じく新陳代謝を高める働きがあります。
さらに、トマトは加熱調理することでより栄養価が高まるため、デトックススープに入れ込む具材としてはぴったりです。
■ブロッコリー
ブロッコリーの芽に含まれる「スルフォラファン」という成分が、デトックスに効果が高いと言われています。
なかなか聞きなれない名前ですが、解毒作用や抗酸化作用のほか、内臓脂肪の蓄積を予防してくれるという作用も! スープにボリュームを加えられるのもうれしいですね。
以上のようにおすすめの野菜がある一方、デトックススープにあまり向かない食材もあります。でんぷん質の多い根菜類などは、満足感は得られるものの、デトックススープには不向き。
また、豆類と同じく良質なタンパク質である魚に関しても少々注意が必要となります。イワシなど良質な脂がのった小魚などはOKですが、体内に水銀などを貯めやすい、マグロなどの大型の魚は避けるようにしましょう。